今後の活躍を期待します
世の中にコンサルタントという人は沢山いますが、長くコンサルタントを続けることはとても難しいです。企業の寿命が短いように、コンサルタントの寿命も意外に短いです。私は23歳から、もう43年以上、コンサルタントという仕事をしていますが、長く仕事が出来たのは、多くの指導先の方と一緒に難局に向かい行動を共にしたことで信頼が生まれたからと思っています。
コンサルタントに求められるものとして、「分析力」「指導力」「提案力」「実践力」といったいろいろな能力があります。当然、お金をいただくのですから、能力を使い指導先の成果に結び付けなければなりません。しかし、コンサルタントとして最も必要なものは、「人間性」であると私は考えています。「コンサルタントとしての人間性」とは、「利他の心で誠実に真面目に対応する」ことと私は考えています。
渡邉先生と定期的に交流をしていますが、コンサルタントとして基本であるすぐれた「人間性」を持たれていますし実績もあります。また、常に時代が求める新しい課題とも取り組まれています。新型コロナ以降のコンサルタントはITを使いこなし多くのデータを分析活用しそこから次の課題を明確にし、それに対しての答えを用意し実践する力が求められています。
常に新しい経営技術や教育方法の開発に努力する渡邉先生の今後の活躍を期待しています。
株式会社クロス
代表取締役 得平 司
有限会社フィック代表
企業戦略・流通コンサルタント
プロフィール
- 1954年秋田県生まれ。中央大学商学部卒。
- 大学卒業とともに成瀬義一先生の主催する販売能率増進本部に入社。イオン、ユニー、平和堂といった多くの流通企業の指導を経験する。1984年に同社指導部長。
- 1987年に有限会社フィックを設立し独立。大手の家電メーカーで系列店政策や大型量販店政策を指導。
- 2007年から教育、コンサルティングの専門会社、株式会社クロス代表も兼ねる。 特に、家電量販業界については多くの企業の指導経験を持ち、毎年2回開催される家電量販徹底研究セミナーでは多くのメーカーの参加者を得ている。
著書
- 「図解入門業界研究 最新家電量販業界の動向とカラクリがよーくわかる本」(秀和システム)、「ヤマダ電機のPCDA経営」(日本経済新聞出版社)がある。